悩んだ。ペンギンの食い物って魚とオキアミしか思い浮かばなかったのである。だからちょっと少なめ。
「ながいながいペンギンの話」という児童文学をご存じだろうか?僕が読んだのは既に30年前(うひゃあ!?)なんで、作者名などすっかり忘れてしまったが、はっきり覚えているのが、流氷のまわりにうす桃色の帯を作っている・・・と表現されるオキアミを食うシーンのこと。なんかめっちゃうまそうだったのである。それ以来ペンギンといえばオキアミという連想がはたらくようになってしまった。当時、それほど食い意地が張ってたわけではないんだが、なぜか小説でものを食うシーンには弱い僕である。うまそうな食い物を食うシーンは本編よりもよく覚えているのだ。それはさておき、今回オキアミの絵を描く段になって、オキアミってどんな姿だったかわかんなくてはたと困った。ふとインターネットで検索をかけたらあるわあるわ。釣り餌の通販Webページがあちこちに。インターネットの便利さを思い知った。実はイカの画像もインターネットでみつけた。妙にリアルなのはそのせいである。それにしてもエースコックのイカ焼きそばのCMに出てくるリアルイカは気色悪い。
「北極のアイスキャンデー」とは、大阪難波にある老舗のアイスキャンデー屋である。凍らせる前の液体にわりばしをいれて作るため、わりばし部分が斜めになってるのが特徴。神経質な人は落ち着かないかもしれない。で、ペンギンが住んでるのは南極なのになんで北極のアイスなのか?と疑問に思われるむきもあるかもしれないが、実はここのマスコットがペンギンなのだ。北極ならシロクマだろうと思うんだが、なぜかペンギンなのである。実は難波には豚まん(他の地方で言う肉まんのこと)で有名な「蓬莱」という店があるんだが、ここの有名なアイスキャンディーのマークがシロクマだったりするからややこしい。
さて、「ペギミンH」である。ペギラの弱点とか言われてもなんのことかわからん若い人も多いであろう。その昔「ウルトラQ」というウルトラマンの前身にあたる特撮TVがあり、南極に出てきたペンギンとアザラシを足して二で割ったような怪獣がペギラである。安直な名前である。ちなみにレッドキングと戦ってたチャンドラーという怪獣はこれに耳をつけただけのお手軽怪獣だ。んで、こいつをやっつけるのにペギミンHとゆー南極にはえる怪しげなコケからとれる薬が使われたわけだ。なんかネタにつまっての苦し紛れの感が強いが、そのとーりである。ビジュアルは僕が勝手にでっちあげた。
●すべて不思議おやつ設定されています.
食べたときどんな行動をするのかお楽しみに